MaaS「Mobility as a Service(モビリティー・アズ・ア・サービス)」が日本でも実用化に向けて動き出しています。

MaaSとは色んな交通機関をまとめて予約と支払いをしたり、月々定額で乗り放題等のサービスを受けられたりします。

例えば奈良から東京へ出かけたりする時に、私の場合は、交通機関の一括検索迄は出来ますが、順番として、

近鉄電車→新幹線→都内在来線→タクシーと言った各種交通機関にその都度決済が必要になります。

それでも最近電車等は事前決済出来るので以前のように「みどりの窓口」や券売機に並ば無くても近鉄電車に乗っている間に新幹線の予約等も出来るので便利にはなって来てはいますが、それがもっと便利で安く使えるようになりそうです。

例えば月々の定額で乗り放題になったらそれらの決済行動が要らなくなるのと、違う種類の交通手段、例えばタクシーやレンタカー、レンタルバイク等も一括して手配完了します。

こうしたものはこれからの高齢者社会への貢献も大きいと思え、高齢者で年齢的に運転行為が危険になってきている方も無理に自家用車に乗らなくても、安くで一定距離ならタクシーが月々の定額支払いで乗り放題になりそこへ高齢者割引も適用されれば生活の足を失うことを防げます。現在は各自治体や各タクシー会社に依存する形ではあるので地域差が出たりしていて皮肉なことに自治体の体力が小さいそして高齢者の多い田舎程充実していけない現実があります。

フィンランドやドイツ等はこういったサービス先進国です。

時代の移り変わりは無い時代には非常識に見えることが気がついたら常識になっている事がほとんどです。

今、一人一人が電話を持っています。そしてそれが情報端末になっています。昭和の方なら自宅しか電話の無かった時代を覚えています。当時携帯ショップをすると年配の先輩に言ったら笑われました。

「固定電話より普及なんてするはずが無い!」

あっという間に普及しました。(笑)

今は自宅で見たい映画を映画館に行かなくても定額で見ること、いわゆるオンデマンドのサービスが受けられます。

交通機関のチケットの買い方が駅か旅行会社だけから電話予約が出来るようになり、それがインターネットで出来るようになって、今は左手にあるスマホでいつでもどこでも予約が出来る様になりました。

またPASMO等の交通系のカードが有ればいちいち券売機の前で「運賃なんぼやぁ〜」とモタモタする事もありません。

便利になったものです。

しかし今の20代の若者にしたらそれは当たり前の事なんですよねえ。

もうすぐ異なった交通機関を融合させるMaaSが普及してきます。ある日突然では無くじわじわ普及してきます。さらに便利になりそうです。

検索するといっぱい情報がありますので調べてみて下さい。